往年の〝ジャイアント馬場ベルト〟が女子のリングで復活へ――。全日本プロレスの諏訪間幸平専務(46)と石川修司(47)がプロデューサーを務める女子プロレス新団体「Evolution(エボリューション)」で、PWFの名を冠した女子王座を新設する計画があることがわかった。

 同団体は31日に新木場1stRINGで旗揚げ。全3試合を行い、ChiChi(チーチー)、SUNNY(サニー)、ZONES(ゾネス)の3選手がデビューした。

 278人超満員(主催者発表)の観衆は大熱狂で、石川は「点数? 80点ぐらいはあるんじゃないですか。プロレスが好きになったと思うので、もっと上を目指してほしい」と目を細めた。

 会場の裏から旗揚げ興行を見守った諏訪間専務は今後について「団体の活性化のためにも、選手たちが目標とするものが必要だと感じました。プロレスラーが目指すものといえばベルト。PWFの名前が入った女子のベルトをつくるのもいいんじゃないかと思いますよ」と語った。

 PWFヘビー級王座は全日本創業者の馬場さんが1973年3月に初代王者として君臨。78年6月に陥落するまで38回の連続防衛を重ね、馬場さんの代名詞とされた。

 その後は長州力や天龍源一郎も巻いたが、第14代王者でUNヘビー級王座も保持していた〝不沈艦〟スタン・ハンセンが89年4月18日の大田区大会で、インターナショナルヘビー級王者の故ジャンボ鶴田さんと統一戦を開催。勝った鶴田さんが3本のベルトを統一し、3冠王座(現王者は永田裕志)が誕生した。

 PWF王座復活にはハードルも高いが、諏訪間専務は「もちろんPWF本部の許可が必要なので、こちらの熱意を伝えたい」と誓った。

 昨年は新日本プロレスが管理するIWGP女子王座が新設され、ノアでもGHC女子王座をつくりたいという声が出ている。女子プロ界に主要3団体のシングル王座はそろうのか。