「伝説のキャバクラ嬢」でガンバレ☆プロレスの女子部門ガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)の練習生・リアラ(34)がプロレスデビューへの熱い思いを語った。

 小学4年生の時に兄とプロレス観戦に行き、そこで天山広吉にひと目ぼれ。それからプロレスにハマり、女子プロレス団体「LLPW」の選手募集に応募しようとしたが募集年齢に達していなかったため断念した。  

 19歳で地元の仙台・国分町でキャバクラ嬢となると才能が開花。2011年に新宿歌舞伎町のキャバクラ店に進出し、1日最高29卓かぶるほど人気になった。その後に在籍した店でも次々とナンバーワンになり、最高月収は400万円に上ったという。「伝説のキャバクラ嬢」と呼ばれ栄華を極める一方で、心の片隅にはプロレス熱がくすぶっていた。

プロレスへの熱い思いを語ったリアラ
プロレスへの熱い思いを語ったリアラ

 その思いが関係者を通じてサイバーファイトの高木三四郎社長に届き面談することに。その場でリアラはプロレスに挑戦することを即決し、昨年6月から同団体の練習生となった。キャバクラ嬢がレスラーに挑戦することも異例だが、リアラは運動経験がゼロ。練習生になる前は腹筋が1回もできなかった。

 週3回の全体練習と個人指導でドレスが着られなくなるほど腕と首がたくましくなった。現在は4月1日に横浜ラジアントホール大会で行われる春日萌花とのエキシビションマッチに向けて猛練習に励んでいる。エキシビションマッチに合格すれば念願のデビューも見えてくる。 

 月収400万円を捨て、月収0円の練習生に。なぜ無謀とも思える挑戦をするのか。そこにはがん治療中の母への思いがある。キャバクラで働くことを反対していた母とはコロナの影響もあり3年以上会っていない。

力強いポーズも決めた
力強いポーズも決めた

「合格したらデビュー戦に来てほしいと連絡したんですけど『なんでそんなに危ない仕事を…』って。喜んでもらうつもりがいい反応ではなかったのでショックでした」

 しかしリアラは「お母さんがニュースとかで見て『まじめにやってるんだな』と思ってもらうことが今はゴールだなって思ってます」と話した。