〝伊勢丹伝説〟がよみがえるのか。「猪木元気工場(IGF)」は、故アントニオ猪木さん(享年79)の功績を振り返る「燃える闘魂アントニオ猪木展~藤波辰爾デビュー55周年、初代タイガーマスク45周年記念」を13日から25日まで、「ジェイアール京都伊勢丹」10階催物場で開催する。

 猪木さんと「伊勢丹」といえば、1973年11月5日に起きた「新宿伊勢丹前襲撃事件」があまりに有名だ。猪木さんは女優で当時の妻・倍賞美津子、実弟の啓介氏(現IGF社長)と買い物を終えたところ、伊勢丹新宿店の前で、来日していたタイガー・ジェット・シンら3人の外国人レスラーと鉢合わせした。シンは猪木さんに殴りかかって乱闘になり、道路のガードレールが曲がるほどの大騒動となった。
警察も出動したとされている。

 ただ、当然のことではあるが、事件の詳細はすべて伝聞のみで、写真や映像は一切残っておらず伝説化している。このためIGFはリリースで「新たなる開催地は京都。そして、開催場所は、猪木の数あるハプニングの中で最上級の事件と言ってもいい『タイガー・ジェット・シン新宿伊勢丹襲撃事件』の因果か、ジェイアール京都伊勢丹。何かが起こる予感しかしない」と、意味深に記されている。

 猪木さんのガウンの他、藤波のベルト、初代タイガーのマスクなどを展示。今回は、京都プロレス美術館、ライレージム京都の協力のもと、貴重なアーカイブ資料も並ぶ予定だ。また、初代タイガー(16日)、前田日明氏(17日)、武藤敬司(23日)、藤波(24日)ら猪木さんの弟子による「レジェンドレスラー撮影会&トークショー」も開催される。猪木展は入場無料。