全日本プロレスの〝暴走男〟諏訪魔の別人格とされる諏訪間幸平専務(46)が、ノア・拳王(38)からの無法要求を全面的に受諾した。

 21日大田区大会で拳王&征矢学が世界タッグ王座を奪取。ベルト流出となった全日本からは、極悪軍団「ブードゥー・マーダーズ(VM)」の諏訪魔が「俺とKONOで挑戦させろ」と要求したが、拳王は「お前とは絶縁だ」とにべもない返答。しかも、ノアマットでしか防衛戦を開催しないと言い出している。

 取材に応じた諏訪間専務は「まずは拳王くん、世界タッグ初戴冠おめでとう。立場上、全日本の選手に防衛してほしかったけど、君のファイトは素晴らしかった。お客さんをエキサイトさせていたからね」と賛辞を贈った。

 諏訪魔の挑戦を拒否しているのは、19日のノア横浜大会への来場を求められていた諏訪間専務がブッチしたことが理由と推測。「本当は行きたかったんだけど、仕事の都合で…」と弁明しつつ「ノアで防衛戦をやりたいという希望がかなうよう、責任を持って(ベルトを管轄する)PWFに掛け合うよ。ぜひプロレス界に響く防衛ロードを歩んでくれ」と約束した。

 2001年10月28日の新日本プロレス福岡大会で当時の王者、武藤敬司&太陽ケアがIWGPタッグ王者の藤波辰爾&西村修とダブルタイトル戦を行ったことがあるが、ノアで世界タッグ戦が開催されれば初となる。

 ここまで平身低頭だった諏訪間専務は最後に「その代わりと言っちゃ何だが、VMの諏訪魔の件、もう一度考えてくれないか?」。このややこしいやり取りはいつまで続くのか…。

【大男に園児大喜び】諏訪間専務は27日に神奈川・鎌倉市の保育園「こばとナーサリー」を訪問。公益財団法人「神奈川県福利協会」の活動の一環で、7年前から協力しているという。突然の大男の登場に園児たちも大喜びで、一緒にダンスを踊るなどして親交を深めた諏訪間専務は「最初は驚いていたけど、すぐに寄ってきてくれた。子供たちの純粋な目を見て元気をもらいましたよ。俺も優しくならないとね」と柔和な表情を浮かべた。