喜びがあふれた。巨人の梶谷隆幸外野手(34)が26日のオープン戦・楽天戦(東京ドーム)に「9番・DH」で先発出場。適時打を含む3打数2安打1打点と猛アピールした。

 完全復活に向けて勢いづいた。まずは2点リードの2回二死一塁で迎えた1打席目で、バニュエロスの投じた3球目・140キロのカットボールを中堅方向へうまくはじき返し適時打。さらには6回の3打席目でも安楽から中前打を放つなど、打撃の好調ぶりを見せた。

 試合途中からDHが解除され左翼の守備に就くと、7回二死から浅村の放った左翼への大飛球をフェンスに激突しながらもジャンピングキャッチするなど躍動。好守で存在感を発揮した。

 その一方、梶谷自身は手応えをつかみながらも冷静な自己分析を怠らず。「1本目はちょっと悪い癖が出てるなってのはあったんですけど、ただ飛んだところが良かったなぁっていうので。あれはちょっと修正しなくちゃなってところで次の打席から向かって、最後はいい、自分らしいなっていう安打でしたね」と試合中での修正の中で出した結果であることを明かした。

 長いリハビリ期間を経て出した結果、そして東京ドームのグラウンドに立てることに喜びも感じている様子。「(試合に立てることは)もちろん、喜ばしいですし、久々に緊張もしています。野球は素晴らしいな、楽しいなと実感しています」と野球少年ばりの笑顔を見せた。

 復活を遂げればチームにとって強力な戦力になることは間違いない男なだけに、開幕に向けた入念な最終調整が求められる。