米国内で「マサタカ・ヨシダ」の評価が爆上がりしている。第5回WBCに野球日本代表・侍ジャパンの一員として参加し、チームを3大会ぶりの優勝に導いた吉田正尚外野手(29)は所属するレッドソックスのスプリングトレーニングに22日(日本時間23日)から再び合流した。
同日にフロリダ州フォートマイヤーズのキャンプ地に到着直後、アレックス・コーラ監督(47)から「You look tired(疲れているだろう)」と聞かれて「I am tired(疲れています)」と答え、両手を左頬に当てながら〝移動中にずっと寝ていた〟というジェスチャーを見せると周囲は大爆笑。そして互いに握手とハグを交わし、コーラ監督から「Congrats! Good job! I told you!(おめでとう! グッドジョブ! 言った通りになったな!)」と労をねぎらわれた。この様子を収めた動画をレッドソックスの球団公式ツイッターが「WBCチャンピオンとしてキャンプに参加」と題して公開し、米国内のフォロワーの間でも大きな反響を呼び起こしている。
一方、そんな吉田については米スポーツ専門局「ESPN」も番組内でホットトピックスとして焦点を当てた。米東部時間22日夜(同23日)に放送された「Baseball Tonight」の中で同局のアンカーは「WBCに参加したヨシダはある意味でオオタニ(エンゼルス)に匹敵する今大会の〝陰のMVP〟かもしれない」と論評。その上で「レッドソックスはMLB未経験の日本人外野手に高額なサラリーを費やし、一部から懐疑的な声も上がっていたが、完全にシャットアウトした。それどころか大きなアドバンテージを得た」とも続けた。
さらには「おそらく(本拠地フェンウェイ・パークの)『グリーンモンスター』を(左翼手として)守ることになる吉田はレッドソックスの〝顔〟になる可能性がある。もしかすると彼はあのマニー・ラミレスに匹敵するモンスターになるかもしれない」とも述べていた。
ラミレスは言うまでもなく「ボストンのレジェンド」だ。MLBで5球団に在籍し、特に2001年から08年まで所属したレッドソックスではチームを2度のワールドシリーズ制覇に導き、首位打者、本塁打王も獲得。ラミレスは右の強打者だが、前出の同局アンカー曰く「ヨシダはコンタクトヒッターでもあり、長打も打てる。フォロースルーも美しい。確かに彼は左打者だが、右左の違いを除いて多くの点でマニー・ラミレスを連想させる共通項がある」。
第5回WBCでは大会記録となる13打点をマーク。準々決勝以降は日本の4番に座って打率4割9厘、2本塁打を叩き出すなどチームの世界一奪回に大きく貢献し、評価を著しく急騰させた。レッドソックス・吉田は一気に下馬評を高め、レギュラーシーズンでも大暴れしそうだ。












