第95回記念選抜高校野球大会第6日(23日)の2回戦3試合は天候不良が予想されたことで中止。第2試合に登場予定だった山梨学院は打撃や守備練習などで汗を流した。

 2019年春に初戦で勝利も2回戦で破れて以来、同年夏、22年春夏と甲子園では1点差で4連敗を喫していたが、初戦の東北(宮城)との開幕戦を制し、4年ぶり甲子園勝利を果たした。吉田洸二監督は「甲子園へ来て4試合連続で1点差で負けるというのは経験した者にしか分からないものがあるが、選手も指導者も随分、気持ち的に楽になった」とプレッシャーから解放されたことを吐露した。

 エース右腕・林謙吾(3年)が119球を投げて完投したこともあり指揮官は「中4日でいくのと中5日では、投げた後の回復力にはこの1日はすごくいいのでは」と〝恵みの雨〟に喜んだ。

 現在のチーム状態について「初戦は本来からすると振れてるという印象ではなく、正直、8割ぐらいだと思っている。でも、今まで甲子園では5割ぐらいしか出せなくて終わっていたので8割出ただけでも合格点。明日、以降は10割に近づけるようにしたい」と期待を寄せる。

 これまで春夏通じて甲子園で1大会2勝はなし。21世紀枠の氷見(富山)との2回戦に向け「勢いに乗るならなんでも乗りたい。相手をあまり気にせず、1つ勝てたので2勝目に向けてチャレンジャーとして臨みたい」と言葉に力を込めた。