第5回WBCで日本代表が準決勝のメキシコ戦(米マイアミ)で劇的なサヨナラ勝ちを収め、巨人の元監督で野球評論家の堀内恒夫氏(75)も喜びをあらわにした。

 21日に「侍ジャパン、決勝進出だ!!」といつになくハイテンションな題名でブログを更新した堀内氏は、歓喜の瞬間を振り返りつつ「村上は、ようやく起きたか(笑)寝てた村上が打ったんだ、彼が打てば打線が繋がる」と米国代表との決勝戦に期待をふくらませた。

 試合は走者を出しながらなかなか得点に結びつけられず、4回に3ランで先制を許す苦しい展開だった。それでも、7回に吉田(レッドソックス)の一時同点とする3ランを号砲に、土壇場でどうにか逆転勝利をもぎ取った。

 堀内氏は「2009年の大会で優勝してから この壁を乗り越えられずにきた日本 これだけの苦しい試合に勝てたんだ。もう言うことないよ」と健闘をたたえ「しかし、吉田正尚ってすごいバッターだな。7回裏の同点3ラン。あんな難しいチェンジアップをホームランにしちゃうなんてさ。たいしたもんだ」と脱帽した。

 また、失点した投手陣にはねぎらいの言葉を向けた。先発した佐々木朗(ロッテ)は4回3失点、2番手で登板した山本(オリックス)は4回途中2失点だった。

「テレビ中継で映し出された2人の顔はなんとも言えん表情だった。同じピッチャー出身として気持ちはわかる。2人とも打たれたことに責任を感じているかもしれんが。でもね、一生懸命にやった結果だ。例え、負けたとしても誰も君たちのことを責める人なんていないさ。よくやってくれたよ」

 結果がすべての短期決戦。22日は3大会、14年ぶりの栄冠をかけた大勝負となる。堀内氏は「さぁ、最高の勝ち方をした日本 勢いつけていくしかない! 久しぶりにいい景色を我々に見せてくれ。がんばれ! 日本! 優勝だ!!」とエールを送り「忘れちゃいかん。最後に一言 メキシコ代表の皆さんへ今日の素晴らしい戦いをありがとう」と対戦相手への感謝も忘れなかった。