第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝(20日)で、メキシコに6―5で逆転サヨナラ勝ちした日本代表・侍ジャパンの強さについて、米FOXスポーツ「MLBトゥナイト」で元ヤンキースのアレックス・ロドリゲス氏と元レッドソックスのデビッド・オルティス氏が試合後、球場内のスタジオで解説した。

〝ビッグ・パピ〟の愛称で知られ、昨年、米野球殿堂入りを果たしたオルティス氏は、「今夜の試合を見て、なぜ日本代表が強いのか理解できた。ラインアップは次から次へ強打者ばかりで、どこまで続くのか分からない」とコメント。ロドリゲス氏は、「日本の野球では2つのことが重要で、それは気持ちと基礎。それがこの試合ではっきり示された」と評価した。

 同氏はまた、「日本人選手はストイックで感情を表さないことで知られている」とした上で、9回裏に先頭打者・大谷翔平が二塁打を放った後、感情をむき出しにしてベンチの仲間らを鼓舞した様子に、「あんな翔平はみたことがない」と驚いたとコメント。オルティス氏は、「最近、彼はラティーノ(ラテン系アメリカ人)と付き合い過ぎなんじゃないのか」とジョークを飛ばした。

 21日夜(日本時間22日午前)行われる決勝戦で、エンゼルスの同僚で米国代表キャプテンのトラウトと、大谷との対決が実現したことについてオルティス氏は、「楽しみで待ち切れない。もうこのまま、今夜はこの球場で寝ようかな」と冗談を言うと、ロドリゲス氏も「私も付き合うよ」と返した。

 番組後半には試合を終えたばかりの日本代表ヌートバーも加わった。劇的な勝利の瞬間、「何が何だか分からなかったけど、(チームの)みんながフィールドに流れ込んだから、ペナルティーにならないかひやひやした」としながらも、「最高です」と興奮気味に語った。