第5回WBC準決勝・メキシコ戦(マイアミ)で3点を追いかける侍ジャパンが吉田正尚外野手(29=レッドソックス)の起死回生の3ランで7回に同点に追いついた。

 その直前、日本ベンチのリクエストが成功しメキシコの盗塁成功の判定が覆り併殺が完成。これで3アウトチェンジとなった日本はその裏、守備から作った攻撃のリズムを見事に得点につなげた。

 近藤の右前打、大谷の四球で作った二死一、二塁のチャンスで4番・吉田の4打席目を迎えた。

 ここで吉田はメキシコ2番手・ロメロの138キロチェンジアップを右翼ポール際に起死回生の3ラン。それまで3度の得点圏を生かせなかった日本ベンチが沸き返った。

 しかし、勝利をあきらめないメキシコは8回一死から、日本2番手・山本由伸を攻め1番・アロザレーナ、2番・ベルデューゴの連続二塁打で1点を挙げ再び4―3とリードを奪い返した。