【米国フロリダ州ポートセントルーシー20日(日本時間21日)発】メッツはオープン戦に出場する選手らを除き、各選手が午後から自主練習を行った。

 前日にブルペンで投球練習を行った千賀滉大投手(30)は、「日本から持ってきた」という黄色いソフトボールを手にメインスタジアムに入ると、左翼付近で通訳を相手にソフトボールを使ってキャッチボールを開始。間もなくして近くにいたヘフナー投手コーチが「どこで手に入れた?」などと絡み始め、「日本から。ケンコーボールって書いてあるから公式戦で使えると思う」、「(コーチの)娘さん、すごく似ているから双子かと思った」、「15歳と13歳なんだよ」と、黄色いボールが行き交う中、和やかな会話が続いた。

 2分ほど経過すると千賀はボールを公式球に持ち替え、フォームを確認しながらバッテリー間の距離で計6分間、この日の自主練習として選んだ軽いキャッチボールを終えた。そして千賀はコーチにあいさつを済ませると、WBC準決勝の侍ジャパン対メキシコ代表を観戦するため、車でマイアミへと向かった。

 千賀は22日(同23日)のアストロズ戦で3度目の先発マウンドに上がる。日程的にはこれがオープン戦最後の登板となるが、同コーチは「次の月曜に紅白戦をやるので、彼はそこで投げる」と、27日(同28日)に味方を相手にした実戦登板を行うことを明かした。千賀はその5日後の4月1日(同2日)、敵地で行われるマーリンズとの開幕3戦目でメジャーデビューを果たす予定だ。