ドジャース・佐々木朗希投手(24)の〝真価〟が問われようとしている。MLB移籍2年目の今季は開幕ローテーションに抜てきされ、18日(日本時間19日)までに8試合に先発して2勝3敗、防御率5・09の成績となっている。

 見栄えこそ良くないものの、前回登板した17日(同18日)のエンゼルス戦ではメジャーで自己最長となる7回を投げて1失点。四死球も初めて「0」で終え、課題だった制球面で大幅な改善を見せた。

 しかもチームの先発陣は急速に状況が悪化。グラスノーが腰痛で戦列を離れ、復帰したばかりの左のエース・スネルは左ヒジを負傷…。関節遊離体の除去手術を受けるため、再び長期にわたって不在となることが確実となった。

 こうした状況を踏まえ、米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」の電子版「ON SI」は「佐々木がMLBで結果を出すことは、もはや不可欠となっている。今後数か月は、この日本のスターにとって真の試練となるだろう。ドジャースの投手陣が手薄な状況で、彼の活躍が欠かせないからだ」と迫った。

 ピンチを救うパフォーマンスを発揮できれば、佐々木の株は一気に上がる。似たような状況は昨年もあった。シーズン終盤にリリーフ陣が崩壊し、リハビリ明けの佐々木が急きょ救援に回って爆発的な投球を連発。ポストシーズンで登板した計10回2/3で防御率0・84と圧倒的な成績を残して一躍救世主となり、ワールドシリーズ2連覇の立役者の一人となった。

 ただ、同誌によると「残念ながらドジャースファンにとっては遠い過去の記憶」で「多くのファンが佐々木の不振に焦りを感じていた」。リリーフとしてチームを頂点に引き上げた昨年と同じように、今度は先発として確固たる地位を築けるのか。次回登板が一つの運命の分かれ道となりそうだ。