特別なマウンドとなる――。WBC日本代表は11日、1次ラウンドのチェコ戦(11日、東京ドーム)に臨む。先発は岩手・陸前高田市出身の佐々木朗希投手(21=ロッテ)。2011年の東日本大震災で父親と祖父母を亡くした右腕は、練習前に代表選手たちとともに黙とうを捧げた。
先発を託す栗山英樹監督(61)は「これから世界の頂点を目指していく投手。そういう意味で、いい形で先発してほしいと思った」と語った上で「まったく別の理由として、ここ数年、コロナも含めていろんな人が大変な思いをしている。また、大震災は時間が経ったから消えるということは絶対にない。苦しまれている方がたくさんいらっしゃる。一瞬でも元気になったり、笑ったり、そういうふうになってもらいたいって気持ちがある。そういう日に先発するっていうのは、本当に野球の神様が『朗希、頑張れ』ってメッセージを送っていると僕は思っている。それも含めて朗希らしい投球をしてくれると信じている」と特別な思いを明かし、21歳の剛腕を送り出した。












