第5回WBCで3大会ぶりのV奪回を目指す侍ジャパンは9日、東京ドームで1次リーグB組の初戦・中国戦を迎えた。

 白星発進を目指す日本を守備で盛り立てたのが源田壮亮(29=西武)、ヌートバー(25=カージナルス)のセンターラインだった。

 まだ緊迫した展開だった1―0の3回、まずは5年連続ゴールデングラブの名手・源田が中国の7番・コウの緩いショートゴロに猛チャージ。前進しながら打球をキャッチした段階で、すでにスムーズにスローイング体勢に入っている流れるような守備で確実に1アウトを稼いだ。

 そして、続く8番・ルオの打球は浅いセンターフライ。これに侍の中堅手・ヌートバーが果敢にチャージを掛け、手前に落ちそうな打球をスライディングキャッチ。マウンドからこの好守を見守っていた大谷が両手を挙げてヌートバーの好守をたたえた。

 守備から攻撃のリズムを作ったジャパンは4回、ヌートバー、近藤が作った一死一、三塁のチャンスに3番・大谷が左中間フェンスを直撃する適時2点二塁打を放ち待望の追加点を挙げリードを広げた。