第5回WBCが開幕し、日本は中国戦に臨んだ。一方、韓国はオーストラリアに7―8で敗戦。波乱の幕開けとなったが、韓国の黒星スタートは日本にとってどんな影響を与えるのか。
日本と同組なのは韓国、オーストラリア、チェコ共和国、中国。このなかから上位2チームが準々決勝に進出する。下馬評では日本、韓国が本命、対抗と見られており、日本と韓国が4勝、3勝1敗で勝ち抜けるパターンなら、たとえ日本が韓国に負けたとしても、2位で準々決勝進出となっていたところだった。
しかし、韓国がオーストラリアに負けたことで「三つどもえ」の展開となる可能性が出てきてしまった。もし日本が韓国に不覚をとった場合、日本がオーストラリアに勝っても、3勝1敗で日韓豪3チームが並ぶことになる。となると、それまでの試合内容しだいで〝終戦〟となることもありうるのだ。
本紙評論家の得津高宏氏は「韓国はあとがなくなったわけですから、日本戦に死にものぐるいでくるでしょう。それこそ総力戦でラフプレーなどにも警戒しなければいけない。もしも、大量失点で敗戦ということにでもなれば、最悪の事態も考えておく必要がある。首脳陣はもちろん考えているでしょうけど、この日の韓国の敗戦でちょっとややこしくなってしまいましたね」。
WBCのレギュレーションでは、複数チームが並んだ場合、以下の優先順位で上位のチームが決められることになっている。
1・直接対決の結果
2・失点率
3・自責点率
4・打率
5・コイントス
直接対決は三すくみのため、次にカギを握るのは失点率。もちろん4勝なら文句はないが、何が起きるかわからないのが一発勝負の短期決戦なだけに、無駄な失点は極力なくすしかない。












