第5回WBCで3大会ぶりのV奪回を目指す侍ジャパンは9日、東京ドームで1次リーグB組の初戦・中国戦を迎えた。

 先発マウンドにはWBC初出場の二刀流・大谷翔平投手(28=エンゼルス)が上った。

 その注目の初球は157キロストレート。これは低めに外れたが、2球目の156キロを中国先頭のリャンがファウル。カウント2―2とし最後は137キロスライダーで最初の空振り三振を奪った。

 大きな歓声に包まれる東京ドーム。続くヤン・ジンにもこの日のキーとなりそうなスライダーでストライクを先行させる。カウント2―1から曲がりの大きなこのスライダーを打たせ遊ゴロ。名手・源田壮亮内野手(29=西武)がこれを危なげなくさばき2アウトとした。

 3番の元ソフトバンク・真砂に対しても137キロスライダーでカウントを取り、続く158キロツーシームで詰まらせ三ゴロ。わずか11球で3つのアウトを奪った。

 その裏の攻撃では1番・ヌートバーが初球を果敢に中前打、続く〝ミスター・出塁率〟近藤が四球を選び無死一、二塁のチャンスで3番・大谷に最初の打席が回って来た。

 しかし、相手先発・ワンは制球が定まらずストレートの四球を与え無死満塁に。4番・村上も四球を選び侍ジャパンが1点を先制した。