第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が8日、台中インターコンチネンタルで行われたプールA、オランダ対キューバで開幕。結果は4―2でオランダに軍配が上がった。

 NPBで助っ人として現役で活躍、もしくは過去に活躍した選手の名前が多く並び、見どころ満載の対戦となった。

 オランダ代表には元ヤクルト、ソフトバンクのバレンティン外野手(38)が6番・DHでスタメン出場。ヤクルト時代の2013年には、シーズン最多となる60本塁打を達成したレジェンドだけに、台湾まで駆けつけるヤクルトファンの姿も見られた。

 初打席の相手は中日のロドリゲス。初球から狙いにいったが中飛に倒れた。さらに1―1の同点で迎えた4回は、先頭打者として打席に立つも2球目を打ち上げ一飛。日本で躍動した先輩として威厳をみせたいところだったが、ロドリゲスとの対戦は不発に終わった。

 続く3打席目は一、二塁に走者を置いたチャンスの場面で登場したが、空振り三振。さらに4打席目は、元同僚であるソフトバンク・モイネロがマウンドに立った。試合前には久々の再会に抱擁を交わす様子もあり、2人の真剣勝負に注目が集まったが、結果は左飛。結局この日は4打数無安打と、個人としては悔しい成績に終わった。

 今大会で現役引退を明言しているバレンティン。仲間の活躍によりチームは勝利をあげたが、自身も活躍してスタメンを死守したいところ。2次ラウンドに進めば東京ドームでのプレーとなるため、日本のファンからは「日本で会いたい」「東京でお待ちしております」といった投稿がSNS上で目立っている。今でも応援してくれるファンのためにも有終の美を飾ることができるか。