昨季までソフトバンクでプレーしたウラディミール・バレンティン外野手(37)が23日に自身のツイッターを更新し「日本のすべてのファンの皆さんに、私は日本の野球界から引退します」「日本でプレーする機会を与えてくれたスワローズに感謝しています」「日本のホームランキングは永遠に」とつぶやき、日本球界復帰を断念したことを明かした。

 気になるのは、高額年俸で契約してもらいながら結果を出せなかったソフトバンクへの言及がなく、ヤクルトに対して〝だけ〟感謝を述べた点。昨シーズン中もSNSで「スワローズ(の選手)として引退すべきですか?」「日本での最後のシーズンの時が来ました。神宮球場ですべてのファンの前で記念試合ができることを願います」などと「スワローズ愛」をアピールしていることもあり、球界内では「もともとバレンティンはヤクルトに戻りたがっていたが、選手では無理だと分かり、ヤクルトで指導者になる方向へシフトしたのでは」とささやかれている。

 実際、バレンティンはこれまでにも「引退後はヤクルトの監督をやるのもいいね」「自分の野球脳には自信がある」などと指導者への意欲を語っていたことがあり、DeNAで監督を務めたアレックス・ラミレス氏に対抗心を燃やしていた時期もあった。

 確かに選手としての実績は、シーズン60本塁打の日本記録を持ち出すまでもなく、NPBの歴代助っ人トップクラスだが…。果たして声はかかるだろうか。