新日本プロレス18日(日本時間19日)の米国・サンノゼ大会で、IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカ(35)が棚橋弘至(46)の挑戦を退け2度目の防衛に成功した。

 かつて東京ドームのメインを3度も飾った〝黄金カード〟。ともに時代を築き、互いを知り尽くした両雄の王座戦は、高度な技と読みの応酬となった。

 背中へのハイフライフローを浴びたオカダだったが、正調のハイフライフローはヒザで迎撃して許さない。レインメーカーを防がれスリングブレイドで再び窮地に陥るが、ハイフライアタックにカウンターのドロップキックを決めて王者の底力を見せつける。

 なおも粘る棚橋にレインメーカーを首固めで切り返されるが3カウントは許さない。ドラゴンスープレックスを防ぐと、延髄蹴りから変型エメラルドフロウジョンを発射。最後はついにレインメーカーをさく裂させて振り切った。

 試合後のリング上でマイクを握ったオカダは英語で「サンノゼ! 今夜の新日本プロレスはどうだった? これがプロレス、これが新日本プロレスだ」と豪語。「俺たちは新日本プロレスとは何かを見せた。ありがとう棚橋さん」と対戦相手に感謝の言葉を送ると「俺たちのドリームタッグチームを取り戻しましょう。IWGPタッグ王者になりましょう」と、棚橋とのタッグでベルトを狙う意向を明かした。

女子王者のメルセデス・モネ(右)と大会を締めたオカダ
女子王者のメルセデス・モネ(右)と大会を締めたオカダ

 さらに「シーユー・ネクストタイム。サンノゼのみんなが応援してくれる限り、この俺がIWGP世界ヘビー級王者でいる限り! ここサンノゼに、カネの雨が降るぞ!」と代名詞のセリフを叫ぶと、この日のダブルメインイベント1試合目でKAIRIを撃破しIWGP女子王者となったメルセデス・モネがリングイン。2人揃って観客に勝利をアピールをして大会を締めくくった。

 またオカダは21日の武藤敬司引退興行(東京ドーム)でノアのGHCヘビー級王者・清宮海斗とのシングルマッチが決まっている。この日の勝利で同戦はIWGPとGHCのヘビー級王者対決となることが確定。超ハードスケジュールのなか、注目の大一番へと向かう。