WWEのロウ女子王者ビアンカ・ベレア(33)が、プロレスの祭典「レッスルマニア39」(4月1、2日、カリフォルニア州イングルウッド)へ向けて、強烈な存在感を発揮した。
祭典では、PLE「エリミネーション・チェンバー(EC)」(18日=日本時間19日、カナダ・モントリオール)のEC戦勝者とベルトをかけて激突する。EC戦の鉄檻には〝女帝〟アスカ、ラケル・ロドリゲス、リブ・モーガン、ニッキー・クロス、ナタリア、カーメラの6人が入るが、今週のロウ(米ニューヨーク市)では祭典出場をめぐる戦いが激化した。
〝ザ・マン〟ベッキー・リンチと悪のユニット「ダメージCTRL(DC)」のリーダー、ベイリーがEC出場を要求。これを受け、WWEオフィシャルのアダム・ピアースはビアンカ、ベッキー、ベイリーが3WAY戦に臨み、ベッキーかベイリーが勝てばEC戦の出場メンバーに加えると緊急決定した。
注目の3WAYマッチはメイン戦となり、大激闘を展開。DCはイヨ・スカイと松葉づえ姿のダコタ・カイのWWE女子タッグ王者コンビが現れ、ベイリーのセコンドに就いた。イヨはベイリーをカバーしたベッキーの脚を引っ張り、場外に引きずり出して妨害。さらにベッキーを鉄柱にも叩きつけると、エプロンでダコタを捕まえたビアンカにドロップキックを食らわせた。
露骨に介入するイヨに対してアスカ、リブらEC戦に出場するメンバー6人が乱入。アスカはイヨをボコボコと蹴りつけると、EC戦出場者同士で乱闘を始め、リング外は無法地帯となった。
イヨは隙をついてコーナーに上がり、リング内のビアンカに攻撃を仕掛けようとしたが、気づいたビアンカからエルボーを浴びた。ビアンカはイヨを豪快にリフトアップ。高々と持ち上げると、場外にいたアスカらEC戦出場の6人めがけてイヨを投げつけた。驚きのパワーで、何と7人まとめてKOしてしまった。
勢いに乗った王者は、倒れたベイリーめがけてベッキーをKODで叩きつけて、ベイリーから3カウントを奪った。祭典での防衛戦に弾みをつける勝利。ビアンカは試合後、EC戦の勝敗予想についてコメントを求められると「わからない。どの選手が勝ってもおかしくないわ。でも私は最高の選手とリングに立ちたいので、最高の選手が勝ちますように」と言って余裕の笑み。怪力のロウ女子王者は、大舞台の防衛戦へ準備万端だ。












