テスト入団の叩き上げ新助っ人が猛アピールした。ソフトバンクのコートニー・ホーキンス外野手(29)が9日、今キャンプ初のシート打撃で存在感を発揮した。第1打席で大関の直球を豪快に左中間スタンドへ。変化球の対応を心配する声もあった中で、2打席目には椎野のカーブを左翼線二塁打にした。
メジャー経験はないものの、ドラフト時にはホワイトソックスに1巡目指名された潜在能力の持ち主だ。昨季の米独立リーグで本塁打と打点の2冠に輝くと、秋季キャンプでのテストをへて、チームの支配下外国人の中では格安となる推定年俸50万ドル(6600万円)で契約を勝ち取った。
その貪欲な姿勢から球団フロントも面白い存在として期待している。ホーキンスは自らについて「アジャスト(適応)することが得意な分野でもある」と分析している。「その言葉通り、野球のことでもそれ以外でも分からないことがあれば何でも自分から聞いて学ぼうとするところがいい」(球団関係者)。
藤本監督も「(シート打撃前の)練習の時は全然だった。話し合って上体が投手寄りに流れているよと伝えた。いろいろ聞きに来る。工夫しながらやっているんじゃないか」と評価する。
研究熱心な点も魅力だ。米国では学生向けの野球アカデミーを経営しており、最新の測定分析機器も多数揃えている。もちろん、自らも利用して打撃を高めていっている。テスト参加していた秋季キャンプでは、日本野球を学ぶために派遣されていたパドレスのアナリストと堂々と渡り合って、分析に関する意見交換をするシーンも見られたという。
オフにチームは大補強を敢行。外国人選手といえども立場は保証されていない。激しい競争の中で巨人・ウォーカーに次ぐ米・独立リーグからの成功者となれるか。












