巨人の宮崎春季キャンプで8日、原辰徳監督(64)が自ら新助っ人の仕上がり具合をチェックした。

 190センチの長身から最速155キロを誇る新助っ人左腕フォスター・グリフィン投手(27=前ジャイアンツ)がこの日、3度目のブルペン入り。そこに指揮官が登場するとさっそく右打席に立った。直球で内角を鋭くエグったグリフィンに原監督は思わずのけぞった。

 その後も内角低めに何度も変化球を投じたグリフィンに指揮官は「敵にしなくて良かった」と振り返ると、「カーブもいいですね。変化系の、ツーシーム系の」と先発候補に高評価だった。

 指揮官の言葉に左腕は「ありがたい言葉。当然、現役でたくさんのいいピッチャーと対戦してきた、そういう方に言われてうれしい」と笑顔だった。

 指揮官がブルペンの打席に立つことも、「キャッチャー出身の監督がアメリカは多いので、だいたいキャッチャーの後ろに立って受けているキャッチャーと話す人はいる。たまに打席に立つ人はいる。そんなにいないけど」と平然と受け止めた。

 厳しい攻めには「ちょっと1球、思っていた以上に内にいってしまって、申し訳ないというのを態度で示そうと思った」と少し反省。それでも左腕は「調整段階としてバッターボックスに立たせてしっかり投げ切るというのを今やらなければならない。それが結果的に今日は監督だったというだけ。そういう調整をやろうと思っていたので立ってもらって良かった」と指揮官に感謝していた。