右腕偏重の巨人先発陣で左腕の一角を担えるか。巨人の原辰徳監督(64)が若武者左腕の先発ローテ入りを期待した。
宮崎春季キャンプ第2クール初日(7日)はあいにくの雨のため木の花ドームでのメニューとなった。そのブルペンで力投を見せたのが4年目左腕・井上温大投手(21)。侍ジャパン組の戸郷、大勢の隣で負けじと63球、腕を振った。
途中から新助っ人ブリンソンが右打席に立つと大胆に内角に投げ込んだ。メジャー28発の助っ人は「真っすぐは捉えづらそうだったし、チェンジアップかスプリットはとても良かった」と舌を巻いた。
成長を続ける若武者に原監督も「楽しみですね。去年の戦力という点ではなかった人。今年そういう人が新たに加わるのは僕らにとっては一番望むところ。その第一人者、推薦頭じゃないのかな」と高評価だった。
今季の先発陣は菅野、戸郷の右の二枚看板に新外国人、若手が続くが、左の有力候補は新助っ人・グリフィンのみ。指揮官は「理想形は左3枚右3枚」と左腕の台頭を渇望する。
昨年9月にプロ初勝利をマークした井上は同11月の侍ジャパン戦で3回4奪三振無失点の好投。オフには侍ジャパンに選出のDeNA左腕・今永に弟子入りしチェンジアップを直伝された。
井上は「(今永に)握りなどの投げ方を教わったんですけど、すごいそれがしっくりきていて、今もブルペンで結構球数多く投げているんですけど、いい落ち方をしている」と手ごたえ十分。井上が先発ローテを勝ち取り首脳陣の期待に応えられるか。












