新日本プロレス5日の札幌大会で、NJPW WORLD認定TV王者のザック・セイバーJr.(35)が石井智宏(47)の挑戦を退け初防衛に成功した。

 試合時間が15分1本勝負で統一される新設王座の初めての防衛戦。ザックは得意の関節技を駆使して石井の腕を攻め続けた。パワーボムでフォールされても、その状態から腕十字固めを仕掛けていく。

 12分過ぎ、ザックはジャーマンの応酬から石井のラリアート2連発で窮地に陥る。さらにヘッドバットを浴びてしまうが、首折り弾を阻止してドラゴンスープレックスホールドで反撃に転じるなど、互いに譲らない一進一退の攻防が続いた。

石井(右)の腕を決めるザック・セイバーJr.
石井(右)の腕を決めるザック・セイバーJr.

 試合時間が残り時間1分を切ったところで、石井はスライディングラリアートを決めて勝負に出る。それでもザックは垂直落下式ブレーンバスターを回避すると、必殺のザックドライバーをさく裂させて激闘に終止符を打ってみせた。試合時間14分38秒。あと22秒で引き分け防衛も見えていた中、あくまで最後まで勝利にこだわった。

 ザックは「次はサンノゼに行こうか。挑戦者が必要だ。ストロングスタイルがいい。サン・オブ・ストロングスタイル(成田蓮)を倒し、オジサン・オブ・ストロングスタイル(石井)を倒した。LA道場も近いし、オープンチャレンジだ。誰でもいい。俺はこの王座にすべてを注ぐ。それが終わればIWGP世界王座に挑戦する」と、18日(日本時間19日)の米国・サンノゼ大会でのV2戦を予告。挑戦者に名乗りを上げるのは、果たして誰になるのか――。