ソフトバンクの開幕投手候補・石川柊太投手(31)が宮崎春季キャンプの3日、ブルペンで変化球を交えて約60球を投げ込んだ。今キャンプ2度目となったブルペンは「変化球はいいが、真っすぐがイメージよりも体が動いてきていない。(自分の場合は)キャンプのブルペンがいいことはほとんどないので、もうあきらめています。それを知っているので、一喜一憂しない」と苦笑いを浮かべた。

 志の高い右腕は「千賀君のボールを見てきたので、自分がビタビタに真っすぐがいったところで、いいボールだとは思わない。その上を目指しちゃう」と、メッツに移籍した盟友の隣で投げ続けてきたゆえの評価基準を明かす。

 この日は、投球を見守った新任の斉藤和巳投手コーチからは「頼むぞ!」と尻を叩かれたという。「開幕投手を狙わない理由はない。頭を使って、ただひたすらガムシャラにやるだけです」と自らを鼓舞。千賀に代わる鷹投の大黒柱になるべく、強い責任感をにじませた。