ファンを楽しませることは継続も…やはり今季にかける思いは本物だ。日本ハム・新庄剛志監督(51)がキャンプイン前日の31日に、改めて今春の〝ガチキャンプ〟を強調。周囲を震え上がらせている。

 この日、指揮官は昨年に続きキャンプインの前夜祭として、自身がプロデュースした花火大会をキャンプ地・名護で開催。約2200発の大輪を球場周辺に咲かせ、地元ファンや関係者らを楽しませた。この光景と演出は昨年と同じ。それだけに周囲の関係者らも、前夜祭前は「日本一だけを目指す厳しいキャンプを宣言しているボス(新庄監督)だが、今後は少しずつ昨年のようなパフォーマンスを出していくのでは」と指揮官の〝軟化ぶり〟をひそかに期待しているフシがあった。

キャンプ前夜祭の花火を見上げる新庄監督
キャンプ前夜祭の花火を見上げる新庄監督

 だが、前夜祭後の新庄監督は花火大会についてこそ柔和な表情を見せたものの、チームの話になると表情が一変。この日午後に行われたチームミーティングでは「今年に関しては優勝を目指す」とナインや関係者を前に改めて宣言した上で「優勝に貢献できない選手や下を向いたり、グラウンドでふてくされたりしている選手は遠慮なく落とします」と厳しく通告したという。新庄監督の「鬼っぷり」は本物。それだけに球団関係者もチーム内の激変した雰囲気をこう語る。

「正直、ボスが昨年とは急変したことで、周囲の関係者の意識も変わってきました。やはり昨年は監督自らトライアルと位置づけていたため、どこかチーム内にも緩い空気がありましたから。でも今は本当に緊張感というかチーム内にやる気がみなぎっています。この雰囲気をキャンプ中も継続できれば、本当に結果を残すかもしれません」

 指揮官の豹変により一変したチームとナイン。2年目の新庄監督率いる春季キャンプが、違う意味で面白くなってきた。