新日本プロレス21日の横浜アリーナ大会でプロレスリング・ノアとの対抗戦が行われ、KOPW保持者の鷹木信悟(40)が中嶋勝彦に勝ち、「ロス・インゴ・ブレナブレス・デ・ハポン(LIJ)」と「金剛」のシングル5番勝負の星を2勝2敗の五分に戻して、バトンを大将戦に臨む内藤哲也につないだ。

 過去、中嶋に2戦2敗の鷹木は序盤は慎重に相手の出方をうかがったが、徐々にペースアップ。エルボーなどで攻め込んだが、ヒザ蹴りで迎撃され、ダウンしたところをさらに腹部を蹴られて悶絶するなど、中嶋の容赦ない攻めにさらされる。

 その後も蹴りの連打を受けるなど苦しんだが、豪快なパンピングボンバーを叩き込んで動きを止めることに成功。そこからは一進一退の攻防となり、両者の打撃が交錯する熱戦となる。終盤には右ビンタから中嶋必殺のバーティカルスパイクを受ける大ピンチに陥ったが、カウント2。

 ここにとどめの蹴りを狙ってきた中嶋の足を中腰でキャッチすると、そのままMADE IN JAPANでマットに叩きつける。これで中嶋の動きを鈍らせると一気にたたみかけて、最後は必殺のラスト・オブ・ザ・ドラゴンで3カウントを奪った。

 試合後、鷹木は「この対戦カードが決まってから俺は憂うつだった。中嶋勝彦…、初めて負けたのは2005年だよ。負けて、近い将来リベンジすると誓ってから18年たっちまった」と振り返る。その上で「でも、これがプロレスの素晴らしいところだ。18年越しのリベンジだ」としてやったりの表情だ。

 そして「次やる時はベルトをかけたっていいんじゃないか。俺がIWGPを持って、中嶋がGHCを持って。2004年組はすげえやつがゴチャゴチャいるけど、まだまだ俺たちが盛り上げていかなくちゃいけない」と呼びかけた。

 勝利を喜ぶのも束の間、翌22日の愛知・ドルフィンズアリーナ大会でグレート―O―カーンを迎えKOPW争奪戦を行う。試合はオーカーンが主張した「異種格闘技マッチ」で行われるが「プロレスラー同士の異種格闘技…。意味が分からねえけど、俺ができるのはプロレスだけだ。鷹木信悟のプロレスを貫いて、KOPWを守ってやる!」と誓った。