ヤクルトの新人合同自主トレ第4クールが、20日に埼玉・戸田球場でスタートした。即戦力として期待されているドラフト1位・吉村貢司郎投手(25=東芝)は前回練習の18日に続いてブルペンに入り、直球32球、カーブ6球の計38球。集まったファンの視線を独占した。
高津監督からも「コントロールに困らない。空振りを取れる変化球も多い」と絶賛されており、19日には一軍キャンプ入りも確定させた。吉村も「気は引き締まりました。一軍キャンプに入らせていただけるので、先輩後輩関係なくいろいろな面で話を聞きたい」と気合十分だ。
報道陣の質問にもハキハキと答える吉村。だがこれは社会人時代の恩師、東芝野球部元投手コーチ・新垣勇人氏(37=元日本ハム)による“文章力アップのススメ”の効果によるもののようだ。新垣氏と吉村は東芝時代コミュニケーションを取るために文通をしていたという。
しかし新垣氏は「最初、試合とか終わって自分の反省を書いてもらっていた。次の課題とか。でもそこがまずもう小学生みたいな文章で。作文じゃないですけど、ただ起きたことを書いて…」と苦笑い。「投手ってもっと頭使わないといけないところが多いと思うんで。そこからだった」とまずは文章力を強化していくことに重点を置いたという。さらに「文章を書けないとしゃべることができない。相手に自分の考えを伝えることが大事なので」とその理由も続けた。
そんな“文通トレ”のおかげか、今では会見でもしっかりした様子。伝える力を培ったことで捕手や他のナインとの連係もスムーズになるはずだ。












