巨人は20日に東京都内のホテルでスタッフミーティングを行い、阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(43)が捕手陣にハイレベルな競争を求めた。

 会議を終えた阿部ヘッドは「現役の時は何度か優勝して日本一にもならせてもらった。そこでは多少の貢献はできたかなと思うけれど、指導者になって一切貢献できていないなと思っているから『監督を男にしたい』とみんなの前で言わせていただきました」と一端を明かした。

 原監督は今季のテーマに「センターラインの強化」を掲げており、阿部ヘッドが管轄する捕手も含まれる。昨季は大城がレギュラーとして活躍したが「大城も小林も岸田も全員にチャンスがある。信用、信頼されるキャッチャーを使いたい。そのためにどうするか考えてくれと。言動だったり、そういうプロセスを見るのが僕は好きなので」と強調した。

 そして、自ら引き合いに出したのが小林だ。3年連続で打率が2割を下回り、打撃に課題があることは明白。阿部ヘッドは「小林がホームランを20本打つ可能性は低いと思う。でも、そのために自分がどうするか。〝あ、俺打てないからいいか〟という感じだったら使いたくなくなる。必死こいている姿を見せないといけないし。ここ数年、勝ってないから特別扱いする気もない。勝ったら特別扱いしてあげるよ」と奮起を促した。

 3年ぶりのV奪回に挑む今季、阿部ヘッドも心を鬼にして臨む。