巨人は15日の宮崎秋季キャンプで第3クールを終了した。この日で現場から離れる大久保博元打撃チーフコーチ(55)は、ここまでのキャンプを独自目線で総括した。

 特徴的だったのは午前6時30分開始のアーリーワークを導入し、1日で約2000スイングをこなす地獄のような練習量に加え、シチュエーションに応じた15種類の打撃を野手全員に課した点だった。キャンプが始まって2週間。13日にはソフトバンクとの練習試合も行った。短期間ながら、大久保コーチには選手たちの成長ぶりはどう映ったのか。

「(伸びたのは)もちろん保科なんかもそう。北村も広岡も(先月の練習から)見ていますし。(練習試合で)アウトになっても、ブリッブリにいって最後に根性でガチャガチャってファーストゴロで、取りあえずランナーを進められた広岡。あれが成長なのよ」。育成の保科広一外野手(24)をはじめ、北村拓己内野手(27)と広岡大志内野手(25)の3人の名前を挙げた。

 その一方で「伸びていない子もいる」としたのが秋広優人内野手(20)だった。「秋広なんかはまず体力がない。(練習試合で放った)3本(のヒット)なんて何とも思っていないよって。もっと初球からガーンと振れる選手になってほしい。追い込まれて、ごまかしてチョコンみたいなのは俺の評価になっていないです。あれは結果論」と手厳しかった。

 キャンプは20日までで選手たちには18日締め切りで、オフに入った後に「どういう練習をするか」をまとめた予定表を提出することを義務づけているという。

 最後は報道陣に向けて「みんな、僕の分まで宮崎で食べて帰ってください」と笑いを誘った大久保コーチ。総括も締め方も〝デーブ流〟全開だった。

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