中日のドラフト2位ルーキー・村松開人内野手(22=明大)の評判が上々だ。もともと走攻守3拍子そろった即戦力候補ではあったが、動きよりも先に〝新人らしからぬ冷静な思考〟でチーム関係者をうならせている。

 既にキャンプ一軍スタートが内定しており、2月に入ったら同6位・田中幹也(22=亜大)、同7位・福永裕基(26=日本新薬)らと二塁定位置を争う。「すごいアピールできる場があると思う。打撃ならミート力、守備なら堅実性というところをしっかりアピールできるように今のうちからしっかり準備したい」と意気込みも相当だ。

 今キャンプでは2月11日の韓国サムスン戦(赤間)から実戦が始まり、オープン戦を含めて10試合が予定されている。見方を変えれば通常練習でのアピール機会は減ることになるが「普段の練習から実戦をイメージしてやることはできると思う。そこは常に試合を想定しながらやりたい」と意に介さない。それどころか村松は「(実戦で)うまくいかなかったとしても、見ている人は姿勢だったり、いろんなところを見ていると思う。結果が出なくても、やるべきことをしっかり自分の中でやれたらいい」と落ち着いた様子で話す。

 そんなドラフト2位新人にチーム関係者は「普通のルーキーなら結果が欲しくて焦ってしまうもの。『結果が出なくてもやるべきことをやればいい』なんて、なかなか並のルーキーでは言えない。目のつけどころが違う」と感心しきりだ。

 単打を二塁打、二塁打を三塁打、二走で生還する走力や判断力などに自信を持っており「ベースランニングで相手の肩とか、捕球姿勢を見たりして判断するのが得意。あらかじめ相手の守備の能力を把握しておく必要はあるが、常にいろんなデータもあるので、それを把握しながら狙っていきたい」。立浪監督がほれ込んで獲得した規格外ルーキーが、早くもライバルからリードを奪おうとしている。