これはエンゼルス・大谷翔平投手(28)の移籍を巡る〝NY地殻変動〟の予兆なのか。メッツ系で知られるニューヨークの放送局「SNY」でポッドキャスト番組「ザ・メッツ・ポッド」が12日(日本時間13日)に放送され、同番組に出演した司会のコナー・ロジャース氏とジョー・デマヨ氏が「メッツがカルロス・コレアと契約しなかったことは、メッツが来オフにエンゼルスの大谷を追いかけることに大きく影響する」という見解を示した。
今オフのFA選手で目玉の1人だったコレアは11日(同12日)にツインズと6年総額2億ドル(約255億7900万円)で契約合意に達したと報じられている。コレアについては当初ジャイアンツとの13年総額3億3500万ドル(約428億4500万円)の契約が破談になり、次にメッツが12年総額3億1500万ドル(約402億8700万円)の高待遇で獲得に名乗りをあげたもののサインには至らず、両球団ともに身体検査で右足首の古傷への懸念から最終段階で断念せざるを得なかった。
球界一の〝資産家オーナー〟であるメッツのスティーブ・コーエン氏にとって「顔を殴られたような敗北だ」とデマヨ氏は指摘した上で「(贅沢税を大幅に超えることになる予定だった)コレアと契約したからって、大谷翔平を追いかけることに影響はないと思っていたけど…。コレアと契約できなかったことは、間違いなく大谷を追いかけることに影響がある」とも続けた。
コレア獲得断念によって資金に余裕のあるコーエン氏を止めるものは「ますますなくなった」とし、その〝名誉挽回〟のためにも「今オフの大谷獲得への動機が高まる」と予想している。
「コーエン氏はすでに(コレアの契約資金の)3億1500万ドルの頭金を用意している。今オフに控え目にしか動かずに大谷獲得合戦の準備を着々と進めるモチベーション大のドジャースと、誰よりも大金を持っているコーエン率いるメッツとの戦いで、来オフは特に面白くなる」(デマヨ氏)
メッツは来オフに三塁手の獲得も狙っており、早くもパドレスのマニー・マチャドが有力候補と目されている。オールスタークラスが続々と集結する「Mets」は、世界一を狙う大谷ら一線級のメジャーリーガー達にとっても常勝軍団として魅力的に映るかもしれない。












