海の向こう側では「マサタカ・ヨシダ」への期待値もかなり高まっているようだ。MLB(米大リーグ機構)公式サイト「MLB.cоm」が「これが23年の驚くべき12の予測だ」というタイトルで特集記事を掲載し、エンゼルス・大谷翔平投手(28)、レッドソックス・吉田正尚外野手(29)らの成績予想が紹介された。
同サイトは記事上で「スチーマー」と呼ばれる成績予測システムが算出した「最も興味深い12人の選手の予測」をピックアップ。その中で吉田は打率2割9分8厘、出塁率3割8分8厘でOPS(出塁率+長打率)は.867、加えてWRC+(打撃傑出度)がフィリーズのブライス・ハーパー外野手(30)やカージナルスのポール・ゴールドシュミット内野手(35)と同じ140とされ、MLB平均値の100を大きく上回ると予想している。
WRC+とは「ウエイテッド・ランズ・クリエイテッド・プラス」の略称。“どれだけ得点を演出できるか”を表すセイバーメトリクスの指標とされている。本拠地球場やリーグ、チームなど環境や条件なども加味し複雑な計算式によって算出されるものだ。同サイトは「スチーマーによる予測は吉田を高く評価している」と伝えている。
一方、同サイトは大谷に関しても今季の成績を予測しており、打者としては7番目に多い35本塁打、盗塁16、打点96と算出。投手としては12勝、防御率3・15、奪三振は8番目に多い217と予測した。さらに特筆すべき数値はWAR(そのポジションで代替可能な選手と比較し、どれだけ勝利数を上積みできたかの指標)が打者として3・1、投手として4・4とされ、これを合計すれば計7・5で総合1位になるという点だ。
これらの成績が予測通りに達成されることになれば、大谷は2年ぶり2度目のアメリカン・リーグMVPに輝き、吉田も同新人王にほぼ間違いなく選出されることになるだろう。










