米メディアも「オオタニ」の規格外の働きを再認識したようだ。MLB(米大リーグ機構)で15日(日本時間16日)から2023年のインターナショナル(国際)FA選手の契約が始まるのに先駆け、米スポーツサイト「アスレチック」は12日(同13日)に「過去10年におけるMLB最高のインターナショナル契約」と題し、この10年間で各球団が輩出に成功した国際(外国人)選手を紹介。その中でエンゼルス・大谷翔平投手(28)が、他の国際FA選手と比べようがない程に突出した存在であると評した。

 同サイトは「エンゼルスは国際FA選手の育成であまり成功していないが『現代のベーブ•ルース』ことショウヘイ・オオタニは明らかな〝異常値〟だ」とし、ユニークで多才な大谷の成功例だけは比較対象がないと伝えた。大谷は25歳以下で移籍したため、球団がメジャー最低年俸で契約できたことも際立って目立つ要素となっている。

 ちなみに同サイトで大谷と並んで紹介されているのは、マリナーズと12年2億1000万ドル(約270億8500万円)の大型契約を締結し2020年ア・リーグ新人王に輝いたフリオ•ロドリゲス、同年ナ・リーグでサイ・ヤング賞投手に選出されたサンディ•アルカンタラ(マーリンズ)、今オフにレッドソックスと11年3億3100万(約427億1800万円)ドルで契約を延長したラファエル•ディバース、昨シーズン中にパドレスへの電撃トレードで話題になったフアン•ソト(最初の契約はナショナルズ)、2021年に大谷とア・リーグMVPを競り合ったウラジーミル•ゲレロ(ブルージェイズ)ら大物ばかりだ。大谷を筆頭に外国籍で米国外からメジャー入りし、MLBを代表する選手となったケースが多いことがリポートされている。

 果たして今年の国際FA選手の中から、どんなスーパープレーヤーが生まれるのか。そして大谷のようなサクセスロードを歩む選手は出てくるのか。球団スカウトは腕の見せどころである。