第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の往路で7位に入った東京国際大の大志田秀次監督が、4区で区間新の激走を見せたイエゴン・ヴィンセント(4年)に感謝の言葉を贈った。

「史上最強の留学生」と称されるヴィンセントは当日のエントリー変更で4区に登場すると、一人だけ異次元の走りを披露。序盤から最後までハイペースで駆け抜け、8人抜きで1時間0分0秒の驚異的な区間新記録を達成した。

 ヴィンセントはこれまでに2区、3区でも区間新記録を樹立しており、異なる3区間での区間記録更新は東海大の佐藤悠基(1、3、7区)以来の快挙となった。

 箱根路に数々の伝説を打ち立ててきた最強留学生は最終学年の〝ラストラン〟で見事に有終の美を飾った。大志田監督はレース後に「4年間で2、3、4区の区間記録を塗り替えてくれた。彼がいなければ今の東京国際はないし、丹所(健)や山谷(昌也)など日本人エースが育つこともなかった。感謝している」と感慨深げに語った。

 箱根最強ランナーがこれからどのような活躍を見せるのか期待は膨らむばかりだ。