エース対決を制したのは――。第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の往路が2日に行われ、花の2区では各校のプライドを胸に、激しい戦いが繰り広げられた。

 序盤は中大の吉居大和(3年)が首位に立つも、駒大の絶対エース・田沢廉(4年)が12キロ付近で逆転に成功。青学大の近藤幸太郎(4年)も14キロ付近で2位に浮上し、吉居と並走を続けた。その後、20キロ過ぎに中大の吉居大、青学大の近藤が駒大の田沢を猛追。残り100メートル付近でギアチェンジした中大の吉居がトップで3区にタスキをつないだ。駒大の田沢は2位、青学大の近藤は3位だった。

 1時間6分22秒の好タイムで区間賞に輝いた吉居は「本当に苦しくて、最後までペースを上げられないと思ったが、一緒に頑張ってきた仲間が待ってくれているので、最後思い切りいった。後半の坂が苦しいのはわかっていたが、前半からいった。後半は苦しかったが、青学大の近藤さんにつかせてもらった」と笑顔で振り返った。

 駒大の田沢、青学大の近藤と、学生屈指のランナーに見事勝利。「ラスト1キロ切ってからもわからない状態で、秒差で争っているのは藤原監督から言われていたので、そこでどうしても区間賞をとりたい気持ちがあったので頑張れた」と吉居。往路優勝へ、理想的な走りを見せつけた。