オリックスから戦力外となった海田智行投手(35)が27日に放送された「プロ野球戦力外通告」(TBS系)に出演した。
オリックス一筋の海田は、主に中継ぎとしてプロ通算276試合に登板して61ホールドの防御率3・57。2019年は自己最多の55試合に登板し、セットアッパーとして防御率1・84、22をHPマークしたが、今季は一軍登板なしに終わっていた。
現役続行を模索し、海田は11月に行われた12球団合同トライアウトを受験。トライアウト前日には4歳の長男・悠壱くんに今季まで背負っていた背番号「47」のユニホームを見せながら「これ(着るのは)明日が最後だからさ。意味わかる…?」とポツリ。悠壱くんが静かにうなずくと「目に焼き付けておいてね」と語りかけた。
トライアウト当日は打者3人に対して1安打、1四球、1奪三振。期日までに現役選手としてのオファーはなく、届いたもの阪神からの打撃投手としての契約のみ。700万円と平均より多い好待遇だったが「今まで『打たれたくない』とボールを投げてきて、いきなり『打ちやすいボール投げてください』ってなるイメージがわかない…」と悩みながらも断ることとなった。
最終的には「後悔なんてものは全くない」と現役引退を決意した海田。愛息に「聞いてくれる? パパね、野球選手じゃなくなっちゃうんだよ」と報告すると「野球じゃなくなっちゃうの? なんで? 嫌いになったの?」と純粋な質問が…。それでも笑顔を浮かべながら「好きだよ。一緒に野球はできるし、野球選手じゃないだけで、野球は一緒にできるよ」と優しく語りかけた。
今後は「何をやりたいのか明確にする作業から」とじっくりと模索しながら第2の人生を決める予定。家族4人での新たなスタートを切る。












