偉大な先輩の後を追う。今季限りでヤクルトを退団し、米大リーグのダイヤモンドバックスと契約したスコット・マクガフ投手(33)のことだ。ヤクルトに在籍した4年間で236試合に登板し、15勝8敗80セーブを挙げた。
ヤクルト関係者の話を総合すれば、マクガフから米大リーグ復帰の話が出たのが約2年前だという。そこからチームのリーグ2連覇に守護神として貢献。2021年の日本シリーズではイニングまたぎするなど、フル回転でチームを日本一に導いた。
そんなマクガフの日本での活躍を影で支えていたのが、20年からヤクルトの編成部アドバイザーを務めるトニー・バーネット氏(39)だ。現役時代にヤクルトで守護神を務めていたバーネット氏とマクガフには多くの共通点がある。
マクガフは「どういったタイプの打者が日本にいるのか、どんな球種、どんな球が日本の打者に通用するのかという話を(バーネット氏に)聞きました」と語る。そして「日本の生活に関してもアドバイスはもらいました」とも明かしていた。
ヤクルトの外国人投手では最長の6年在籍したバーネット氏は16年に米大リーグに復帰し、レンジャーズなどで活躍して20年1月に現役を引退。同年に編成部アドバイザーに就任し、春季キャンプでマクガフと話す機会があった。
今年まで在籍4年のマクガフはバーネット氏のヤクルト在籍6年の記録を「超えたい気持ちがある」と熱い〝ヤクルト愛〟も語っていた。それでもメジャー再挑戦の道を切り開いた先輩の後を追って、さらなる成功をつかむつもりでいる。











