ドラフト1位の意地を見せるか。中日・ブライト健太外野手(23)がシ烈な外野レギュラー争いに不退転の決意を語った。

 1年目の今季は左手首や右肩など相次ぐ故障に泣き、一軍出場なし。二軍戦でも46試合の出場で打率2割1分1厘、3本塁打、10打点と不本意な成績でシーズンを終えた。大卒ドラフト1位で入団したが「このままでは3年で見切りをつけられてしまうと思う。今年は二軍だけど、いろんな経験をさせてもらって自分の足りない部分も分かった。もう1年目じゃないので、今年以上に結果にこだわっていきたい」と相当な危機感を持っている。

 高卒3年目の岡林が最多安打のタイトルを奪取するなどブレーク。先を越されてしまい「高卒で入ってあの年であの結果は素直にすごいと思うが、悔しい。タイプが違うといえど、同じ外野手なので『岡林に勝つ! 岡林からレギュラーを取る!』くらいのつもりでやらないと意味がない」と〝挑戦状〟をたたきつけた。

 岡林のほかにも大島や鵜飼、新外国人の長距離砲アキーノ、アルモンテら強力なライバルがひしめいている。それでも「ライバルは増えるが、何人いてもレギュラーを取っていかないと。それをプラスに捉えて、しっかり勝負して勝てるように準備していきたい。全員ライバルです」と闘争心を燃やしている。

 2年目の飛躍に向け、まずは食事面を見直して肉体改造に着手。今オフに退寮して自炊生活をスタートさせたが、間食を含めて1日6食で体重増加を図っている。「自炊なので食事を取れるタイミングが自由にできるので体的にはすごくいい。クックパッドで調べてオムライスとか普通にできる。間食もタンパク質を多めに取ったり、3、4時間置きにプロテインを取るのも意識してやっている」と明かす。

 現在、87キロまで増やした体重を91キロにするのが目標。「脂肪だけ増やしても意味がないのでトレーニングもしっかりやって筋肉量も増えてきている。体重があった方が打球が飛ぶし、ケガも減るし、1年を通して動ける。年内は30日までナゴヤ球場でやる。休んでいる暇はない」と悲壮な覚悟をにじませた。