中日・ブライト健太外野手(23)が〝珍特訓〟を課された。

 沖縄・北谷での秋季キャンプ2日目の3日、真ん中をくり抜いたバスマットを腰に装着したままフリー打撃やロングティーなどの打撃練習を敢行。発案者の立浪監督は意図について「癖で右ヒジが下がって(脇腹付近に当たって)バットが前で走らないので、それを修正するために。体からバットから離れるので巻きつくイメージ」と説明した。

 すっかり日も落ちた練習後、ブライトは「ここ(腰)に物があるので、慣れないのでめちゃくちゃ振りづらい」と本音を吐露。それでも「すごくよい練習になると思う。打ちづらさがなくなれば正しい軌道でバットが出ているということだと思うので今後も続けていきたい」となりふり構わず取り組む覚悟だ。

 この様子が球団公式ユーチューブで生配信されるなどし、バレリーナのような格好に見えることでコメント欄にはブライトの名前を文字って〝ブラリーナ〟との書き込みがあふれた。ブライトは「ブラリーナって、いじられていたらしいですけど、全然気にしない。いいじゃないですかブラリーナ。自分は真剣にやっているので」とケロリ。

 今後も珍特訓を続けさせる方針の立浪監督だが「今は着けて練習しているが、それをやっていけばバスマットは必要ない」と早期の〝卒業〟に期待を寄せた。これにはブライトも「一生、あれだったらかなわないが、早く(バスマットが)取れるように、しっかり身につけてやっていきたい。いち早くブラリーナを脱却できるようにしたい」と意気込んでいる。

 この日は、来季から一軍打撃コーチに就任する和田一浩氏がキャンプに初合流。熱血指導を受けたブライトは「体はバキバキだけど、そのために沖縄に来ている。死ぬまでというか、一日一日限界まで追い込めるようにやっていきたい」と悪癖修正へ向けて悲壮な決意を語った。