中日がドラフト2位で指名した鵜飼航丞外野手(22=駒大)への期待が高まっている。「石川昂、(ドラフト1位の)ブライト健太(22=上武大)らとともにバンテリンドームで本塁打を打てる選手になってほしい」という声が球団内から挙がっているのだ。

 地元・名古屋出身の鵜飼はドラフト会議が行われた10月11日の青学大戦でアーチを放つと、そこから4試合連続ホームラン。これは元ロッテの古川慎一(亜大)、現ロッテ監督の井口忠仁(現在は資仁、青学大)に並ぶリーグ記録となった。それだけに中日の編成関係者は「ドラフト前に記録を作っていたら間違いなく1位で消えていた選手。ブライト(健太)と鵜飼の2人を獲得できたのは運が良かった」とニンマリ。地元野球関係者の間では「中京大中京高出身の野手としては日本ハム・稲葉GMを超える選手になるんじゃないか」ともささやかれている。

 鵜飼の魅力は何といっても大学4年間の筋トレで鍛えあげられたパワーだ。太もも周りは68センチもあり、どっしりとした下半身から放たれる打球の飛距離はアマ球界屈指。同じく主砲候補として期待されている石川昂も太もも周りが70センチあるだけに〝極太下半身〟の持ち主2人が将来ホームランアーティストとして開花すればバンテリンドームが盛り上がるのは間違いない。

 中日の今季本塁打数は12球団最低の69本。地元のドラゴンズ応援番組に出演した際に「(ホームランを)30本、40本打てる選手になりたい」と語った鵜飼がホームラン欠乏症に苦しむドラゴンズの救世主となるか注目だ。