ソフトバンク・武田翔太投手(29)が12日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億5000万円+出来高でサインした。昨オフに年俸変動制の4年契約を結んだ右腕は来季がその2年目で、年齢は節目の30歳を迎える。

 今季は高卒入団1年目から続く11年連続の白星をマークしたが、わずか2勝に終わった。春季キャンプ中に広背筋付着部炎を発症して離脱。7月に中継ぎで一軍昇格して、8月からは先発を担ったが、最終的には登板10試合にとどまった。

 会見では「今年は立ち上げから失敗した。謝罪会見のつもりで来ました」と終始、神妙な様子だった。2015年から2年連続で2ケタ勝利を挙げたが、そこから本来の輝きを失っている。「体を大きくしすぎたというのもある。自分の中で分岐点だと思っている」。来季に向けては、オフにトレーニングのアプローチと目指すべき方向性を見定めるつもりだ。今季96キロまで増量した体重を80キロ台後半まで落とす計画。プロ通算65勝の右腕が、真の実力を来季こそ見せつけ、輝きと信頼を取り戻す。(金額は推定)