中日・根尾昂投手(22)が〝スーパーピッチャー〟を目指し、沢村賞を目標としてブチ上げた。

 米シアトルのトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」を1日から8日まで訪問した根尾。いろんな重さのボールを使って動作改善に向けたドリルをこなしたり、詳細なデータに基づいた動作解析などを受けた。「変化球で言えない球もたくさん投げた。ボールの軌道も回転も軸もデータを取って、もうちょっとこうした方がいいんじゃないかというのもあって、改良した。スライダー? これでこんな変化になるんだとかいろいろあった。これ以上言うと予想されるので、企業秘密で」とニヤリ。

 日本人や外国人投手の膨大なデータがあり、そのグラフの中で「この辺りだねと。もうちょっとこうなったら上になる。これ以上いけばスーパーピッチャーみたいなところがあって、それを目指していく。データが一番強いと、それを見て思った」と力説する。

 課題は下半身と上半身の連動をよくすることによって、球のキレを上げること。「コントロールとキレのよい球では、どっちかというとキレの良い球の方が先行するはず。そうなればコントロールも安定すると思うし、そっち優先じゃないが、だから下半身とかをトレーニングしている」と明かす。

 一番の収穫は「落ち球。そこに対するアプローチとか。すごく感触の良いもの、合わないものもあった。自分のものにしていきたいものが多々あったので、欲張ってやりたい」。その上で「みんなスーパーピッチャーになりたくてやっている。そうなるために、あなたはこれが必要、ここさえ上げればもっと伸びる、というのを教えてくれた」と目を輝かせる。

 米国で膨大なデータに触れ、来季5年目を迎える右腕は「落とし込めている」と胸を張る。11日はCBCテレビ「サンデードラゴンズ」に出演し、目標として「先発ローテーション入り。10勝、15勝ぐらいは。沢村賞を取れるぐらいの投手になりたい」と言葉に力を込めた。