中日のエース・大野雄大投手(34)が、小笠原慎之介投手(25)に楽天からトレードで加入した涌井秀章投手(36)への〝弟子入り指令〟を出した。

 7日、CBCラジオ「ドラ魂キング」に生出演し、同じ左腕で〝師匠〟と呼ばれるほど慕われる小笠原の改善すべき点について言及。「まだまだ見ていて子どもやな、と思うことがある。喜怒哀楽を出し過ぎてしまうので、涌井さんにポーカーフェースをならって勉強してほしい」と注文をつけた。

 プロ7年目の今季は、2年連続で規定投球回に到達し、自身初の2桁勝利をマークするなど登板22試合で10勝8敗、防御率2・76の好成績を残した小笠原。だが、マウンド上でピンチを迎えたり、失点するなどした際、思わずイライラした表情を見せてしまうこともある。

 そんな小笠原に対し、通算154勝を誇る〝大人〟の涌井は、どんな場面でもマウンド上で淡々と投球を続けるなど、自他とも認めるポーカーフェースで球界に知られている。

 そのため大野雄は小笠原に向けて「そこまで無表情は求めないが、やっぱりチームに悪い影響を与えないようにしないといけない。(喜怒哀楽を)爆発させるところは爆発させて、我慢しないといかんところは我慢してほしいな、というのはある」と訴える。

 大野雄自身も若手のころの振る舞いを「昔の自分の映像を見た時に叫びすぎやな、というのはあった。相手にも敬意を払わないといけない」と自戒した上で「冷静さは大事。慎之介の後輩も増えてきている。『小笠原さん、冷静やな』と思われるように、ならんとあかんとちゃうかな」と進言する。

 とはいえ「チームも乗るので喜ぶところは喜んで。黙ってやれと言うわけじゃない」とメリハリの重要性を説いた大野雄。師匠の期待に小笠原は応えたいところだ。