WBCメンバー入りを念頭にエースとしては、異例のスピード仕上げも―。7日、今季、最多勝・最優秀防御率・最高勝率のリーグ3冠の個人タイトルを獲得した阪神・青柳晃洋投手(29)が6日のMBSラジオ「森たけしのスカタンラジオ」に出演。来季、初となる静岡・沼津での自主トレプランを披露した。

 8年目の来季は年明け1月8日からチームメートの村上、岡留の後輩右腕たちや大学の同級生、日本ハム・西村らとともにプロ入り後初となる合同自主トレを静岡・沼津で行う予定だ。今年で2年連続2桁勝利、規定投球回到達とチームではすでに「先発ローテーション」入りは確実。首脳陣からも開幕までの調整を一任されている右腕だが、一方で「選ばれたいなという気持ちは強くある」と話すWBC選出を見据え、2つのパターンでの調整を現地では想定しているという。

 「僕自身、WBCがあるかどうにも関わってくる。その発表次第になるかなと思います。試合レベル(のパフォーマンス)を早くしないといけないのか、開幕にむけてゆっくりと向かっていくのか。そこ次第で」(青柳)。現地では「球場1個丸々借りているので。投げたり打ったり、走ったりはできますし、ウエートルームもありますし、何の不自由もない」と充実の施設で2週間、臨機応変に自身のコンディションをシーズンへと仕上げていく予定という。

 もちろん、WBC選出となれば、調整は必然的にペースアップする。「一緒にやる後輩とか同級生は多分、キャンプから勝負をかけないといけない立場。ある程度、彼らが早めに仕上げるのに、ついていくのかなって思っています。体がしっかりできた状態でキャンプに向かいたい」(青柳)。キャンプでのアピールが必要となる周囲のメンバーの熱量も借りる形で、現地では、ブルペンでの本格的なピッチングを行うことも念頭に、キャンプ前までに一度、調整のギアを上げることも念頭においている模様だ。