女子プロレス「スターダム」のタッグリーグ戦「ゴッデス・オブ・スターダム」の優勝決定戦(4日、千葉・幕張メッセ)で高橋奈七永(43)、優宇組が優勝を飾った。

 ブルーゴッデス最終公式戦では極悪ユニット「大江戸隊」の刀羅ナツコ、琉悪夏組による凶器攻撃に苦しめられたが、初代ワールド王者の高橋はレジェンドの風格で一蹴。優勝決定戦へ駒を進め、レッドゴッデスを1位通過した林下詩美、上谷沙弥組と対戦した。 

 序盤、高橋が上谷をスリーパーホールドで捕らえるも、上谷から「なめんな!」と連続エルボーを打ち込まれた。だが、全く動じない高橋は「来いよ」と絶叫。交代でリングに入った詩美と張り手合戦を繰り広げ、エルボーを打ち合う激しい攻防を展開した。

 中盤では優宇が上谷からダブルニードロップ、雪崩式フランケンシュタイナーを決められ窮地に追い込まれた。だが、上谷のファイヤーバードスプラッシュは回避。高橋も呼応して、詩美にショートレンジラリアートをさく裂させた。そのまま2人めがけてキャノンボールを発射し反撃。最後は優宇がダイビングボディープレスを上谷にお見舞いし、3カウントを奪った。
 
 宝城カイリ(現KAIRI)とのコンビで制した2014年大会以来、自身8年ぶり2度目の優勝を飾った高橋は「タッグリーグ、優勝したぞ!」と歓喜の雄たけび。「高橋奈七永が優勝したことを喜んでいない人もいると思うし、高橋奈七永の生き方は万人には受け入れられないと思う。でも、新しい地図を描いていけることを見せていきたい」と熱い思いを明かした。

 これで、29日の東京・両国国技館大会でゴッデス王者中野たむ&なつぽいに挑戦決定。「優勝したからにはベルトを狙うよね。チャンピオン、出て来い!」と呼びかけると、現王者組が登場だ。

 中野は「優勝おめでとうございます! 壮絶な試合でしたね。こんな最強の挑戦者と戦えるなんて」と語ると、なつぽいも「奈七永さん、実は私たち歌も歌ってるんです。歌を歌うプロレスラーの先駆者と戦えるなんて胸がバクバクしてます」と笑顔を見せ、2人で高橋がかつて歌手として活動していたユニット「キッスの世界」の「バクバクKiss」を歌い上げた。

 すると優宇が「ここはアイドルの会場じゃねーんだよ」と声を荒げ、高橋も「おまえらな。あたしをナメたら痛い目にあうぞ。歌、歌わせねーからな。そしてそのベルトもいただく。忘れんな!」と宣戦布告。レジェンドがその風格でベルトも一気に奪うのか。