西武の平良海馬投手(23)が4日、来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)侍ジャパンへの選出を辞退する意向を表明した。

 この日、先発挑戦要求を求めて球団と2度目の契約更改交渉に臨んだ平良は「来季から先発をやらせていただけることになりました。やったことのないポジションなので失敗するかもしれないし、大成功するかもしれないが、やるからには中継ぎの時よりチームに貢献できるように頑張りたい」と破顔一笑。「素直に自分の意見を強く持って話し合いができたことは本当によかったなと思う」と先発転向前進を喜んだ。

 一方、この要求が通ったことで、方向性に修正が加えられたのが来年3月に迫ったWBCへの出場の可否だった。

 平良はこの日の会見の中で「WBCは辞退したい。一次候補には入ってますけど、それをなしでという風に。だから、出ないという感じですね。先発としてチームにちゃんと貢献して、まずはライオンズに貢献したい」と自ら辞退を表明したのだ。

 昨年21年の東京五輪でも日の丸を背負ったセットアッパーの不参加表明は栗山ジャパンにも影響がありそうだが…。今の本人の優先順位は「世界との戦い」よりも「先発挑戦」が上位にあるということのようだ。