西武の絶対的セットアッパー・平良海馬投手(23)が4日、ベルーナドームに隣接した球団事務所で2度目の契約更改交渉を行い、自身の要求通り、来季からの先発挑戦が認められた。
3年前、2019年から平良が訴えてきた「先発転向要求」を争点とした今回の再交渉。この要求が折り合わず2日の交渉で球団提示の来季年俸1億7000万円(推定)を保留していた平良は〝中1日〟で臨んだこの日の交渉後、「結論は来季から先発をやらせていただけることになりました」と笑顔で会見を切り出した。
「(渡辺GMからは)なかなか自分を中継ぎから先発に移動するのは難しいところはあったけど、先発になるからにはしっかり頑張ってくれ、と言われました。素直に自分の意見を強く持って話し合いができたことは本当によかったなと思う」
こう語って今回勝ち取った「先発挑戦権」の獲得を喜んだ背番号61。一方で「やったことのないポジションですのでどうなるか分からないですけど、自分はできるということをイメージしてやりたい。目標は174、5イニング以上を投げてチームで一番貢献できるピッチャーになりたい。本当に失敗するかもしれないし、大成功するかもしれないが、やるからには中継ぎの時よりチームに貢献できるように頑張りたい」とコメント。これまで渇望しながら、実績のないポジションへの不安と期待をこう表現した。
また、平良は「2020年の2月に1回だけ(先発)挑戦して、終わったということがあった。(GMに)今回はチャンス何回ですか? と聞いたら、他の先発と同じように何度かチャンスはあげると言ってもらいました」とも語った。
「ずっとこの3年間ぐらい、その不平等さを感じていたのでそれが解消されてよかったなと思います。まずは競争で勝ち抜かないと始まらないので、しっかり競争して負けたら負けたで他の道もありますし。チャンスをもらえたことがうれしい」と今回の先発挑戦権獲得に大満足の表情だった。












