秋葉賢也復興相(60)は29日、衆院予算委員会で、野党側に〝影武者〟が次男のほかにも複数いた可能性を追求された。

 昨年の衆院選で自身によく似た次男がタスキをつけて選挙活動していたことを認めた秋葉氏。この日の予算委員会では、立憲民主党の渡辺創衆院議員から「県議時代から影武者を使っていた。秋葉2号にふんした方が、選挙カーなどで有権者にアピールをした。少なくとも〝秋葉4号〟まで存在した。事実はあったのか、なかったのか」と質問を受けた。

 これに秋葉氏は「私の記憶も思い出すよう努力したが、そのような事実は承知していません」と否定の答弁を繰り返した。

 秋葉氏をめぐっては、選挙期間中、2人の秘書に報酬を支払って運動員買収などの公職選挙法違反の疑いや世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体に対して雑誌購読料などに支出した金額の差異、自身の政治団体への寄付など政治資金規正法違反の疑惑が浮上している。

 渡辺氏は「まるで疑惑の、信頼失墜のコンビニエンスストアのようだ。品ぞろえが良くて、新しいものが次から次からと出て来ていますね」と秋葉氏を批判した。

 永田町関係者は野党側の追及について「『フライデーデジタル』の続報を秋葉氏に質問しています。秋葉氏から新たな答弁は一切なく、野党側に攻め手がない」と指摘する。

 秋葉氏の辞職・更迭の〝Xデー〟について、参議院で第2次補正予算案が通過した時点で「岸田文雄首相が更迭に動くのではないか」との見方がされている。

「秋葉氏は先週キャンセルした福島県への視察を来月18日で調整中だと閣議後の会見で話した。だが、もう持たないでしょう」(永田町関係者)

 30日からスタートする参議院予算委員会でも秋葉氏への追及は続く見通しだ。