高市早苗首相は13日夕方、自身のX(旧ツイッター)を更新。ロシアのプーチン大統領が北方領土の択捉島に訪問したことに言及した。
プーチン氏はこの日、ロシアが実効支配する北方領土・択捉島を訪問した。2000年に大統領に就任したプーチン氏が北方領土入りするのは2008~2012年の首相時代を含めて初めて。また、ロシア国営テレビは、プーチン氏が択捉島の水産加工場を極東サハリン州のリマレンコ知事らと共に訪問した映像を報じた。
高市首相は「本日13日、ロシアのプーチン大統領が択捉島を訪問したと報告を受け、先程、公邸でぶら下がり記者会見を行いました。2024年1月にプーチン大統領が北方領土を必ず訪問する旨述べて以来、日本政府としては、ロシア側に対し、大統領による北方領土訪問が行われないよう、累次申し入れてきました。それにもかかわらず、本日、プーチン大統領が択捉島を訪問したことに、強く抗議します」と記した。
「北方領土は、歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であり、ロシアの現職の大統領による今般の択捉島訪問は、北方領土に関する日本の一貫した立場と相容れません。また、日本国民の感情を傷つけるものであり、断じて許容できません。ロシアによるウクライナ侵略を受けて日露関係は厳しい状況にある中でも、日本はできる限りの努力を払ってきましたが、今回の訪問は、日本国内の対露感情を一層厳しくし、中長期的な関係回復を困難にしたと言わざるを得ません」
プーチン氏に対しては「ロシア側においては、このことの重大さを深刻に受け止めてほしいと考えています」とした。
ウクライナ侵攻が4年半近く続く中、ロシアは欧米と共に制裁を科す日本に反発。領土をめぐって妥協しないことを国内外に誇示する狙いがあったとみられる。












